マイナンバー制度に便乗した詐欺が発生しています
マイナンバー制度に便乗して、個人の資産情報や金融機関の口座番号を聞き出そうとする電話やメール、手紙、訪問などの新たな詐欺が発生しています。町などの行政機関からマイナンバーに関するお問い合わせをすることはありません。
このような電話にはご注意ください
マイナンバーの通知や利用、個人番号カードの交付などの手続で、口座情報等を要求することはありません
- 国の関係省庁や役場などが、口座番号や口座の暗証番号、所得・資産の情報、家族構成や年金・保険の情報などを聞いたり、お金やキャッシュカードを要求したりすることは一切ありません。
- ATMの操作をお願いすることも一切ありません。
電話、メール、訪問などで、マイナンバーの管理の難しさを大げさにうたった商品の販売や勧誘などには十分注意してください
- マイナンバーに関する書類であることを語ったメールが送られてきたときは、自分の勤務先など送付した人が明らかなものを除き、安易に開封しないようにしましょう。
- 総務省から「マイナンバー確定のお知らせ」という件名で「マイナンバーが確定したので、記載のURLで確認してください」などと書かれたメールが届いたという報告が総務省に寄せられています。総務省からそのようなメールを送ることはありません。
- 役場から、町民の皆さんにマイナンバーをメールでお知らせすることはありません。
「なりすまし」の郵便物に注意してください
- マイナンバーは「通知カード 個人番号カード交付申請書 在中」「転送不要」と赤字で書かれた封筒で、各世帯に簡易書留で郵送されます。普通郵便で各世帯の郵便受けに届くことはありません。また、配達員が代金を請求したり、口座番号などの情報を聞いたりすることもありません。
- 個人番号カードの交付申請の返信用封筒は、顔写真を貼り付け、個人情報を記入した申請書を入れて返信する仕組みになっています。。返信用封筒の宛先が「地方公共団体情報システム機構」であるか確認してください。個人番号カードの交付申請書に口座番号などを記載することはありません。
「あなたの名前やマイナンバーを貸してほしい」といった依頼は、詐欺の手口です
- 上にあるような手口で、人をだまして他人のマイナンバーを取得すると法律により罰せられます。なお、不正な提供依頼を受けて自分のマイナンバーを他人に教えてしまっても、刑事責任を問われることはありません。
マイナンバーに関する不審な問い合わせや訪問などがあったら
マイナンバーに関する不審な問い合わせや訪問などがあったら、次のような対応をしてください。
- 口座番号など個人情報を話したり、お金を振り込んだりしない
- できるだけ1人で対応せず、相手の名前や所属、用件を聞いてメモを残し、家族に相談する
- 「おかしい」と感じたら、最寄りの警察署や役場に連絡する
相談窓口
マイナンバーの通知や利用などの手続きで、口座番号などを電話やメールで聞くことはありません。不審な電話やメールはすぐに切るまたは無視し、内閣府のマイナンバー専用コールセンターや消費者ホットラインに連絡・相談してください。
また、詐欺などの被害に遭ったときは、すぐに警察の相談専用窓口や特定個人情報保護委員会の苦情あっせん相談窓口に連絡してください。
マイナンバー全般に関する問い合わせ
総務省 マイナンバー総合フリーダイヤル
電話番号 0120-95-0178（無料）
音声ガイダンスに従って、聞きたい情報のメニューを選択してください。
受付時間
- 平日 9時30分から22時まで
- 土日祝日 9時30分から17時30分まで
注：年末年始を除く
IP電話等でつながらない場合（有料）
- マイナンバー制度に関すること 電話番号 050-3816-9405
- 「通知カード」「個人番号カード」に関すること 電話番号 050-3818-1250
不審な電話を受けたら
消費者ホットライン
電話番号 188
注：「消費者ホットライン」は、消費者庁が設置する「全国共通の消費生活相談窓口案内」です。原則、最寄りの市区町村の消費者生活センターや消費生活相談窓口を案内します
詐欺などの被害に遭われたら
警察 相談専用窓口
電話番号 ＃9110 または最寄りの警察まで
受付時間
- 平日 8時30分から17時15分まで
注：土日祝日・時間外は24時間受付体制の一部の県警を除き、当直または留守番電話で対応
マイナンバーが含まれる個人情報（特定個人情報）の取り扱いに関する苦情
特定個人情報保護委員会 苦情あっせん相談窓口
電話番号 03-6441-3452
受付時間
- 平日 9時30分から正午まで、13時から17時30分まで
