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ヤングケアラーについて

更新日:2022年02月21日

ヤングケアラーとは

法令による定義はありませんが、一般に、家族にケアを必要とするひとがいるときに、大人が担うと想定される家事や家族の世話、介護などを日常的に行っている18歳未満の子どもをいいます。

子どもが家事や家族の世話をすることは、ごく普通のことだと思われるかもしれません。 しかし、ヤングケアラーは、年齢などに見合わない重い責任や負担を負うことで、 本当なら得られたはずの、勉強に励む時間、部活に打ち込む時間、 将来に思いを巡らせる時間、友人との他愛ない時間などの「子どもとしての時間」と引き換えに、 家事や家族の世話をしていることがあります。

たとえば

  • 障害や病気のある家族に代わり、買い物、料理、掃除、洗濯などの家事をしている
  • 家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている
  • 障害や病気のあるきょうだいの世話や見守りをしている
  • 目を離せない家族の見守りや声掛けなどの気づかいをしている
  • 日本語が第一言語でない家族や障害のある家族のために通訳をしている
  • 家計を支えるために労働をして、障害や病気のある家族を助けている
  • アルコール、薬物、ギャンブル問題を抱える家族に対応している
  • がん、難病、精神疾患など慢性的な病気の家族の看病をしている
  • 障害や病気のある家族の身の回りの世話をしている
  • 障害や病気のある家族の入浴やトイレの介助をしている

出典:一般社団法人日本ケアラー連盟

ヤングケアラーが直面する問題

子どもたちが大人が行うような家事や家族の世話などを日常的に行っていると、次のような影響が出る可能性があります。

学業への影響

遅刻・早退・欠席が増える、勉強の時間が取れないなど

就職への影響

自分にできると思う仕事の範囲を狭めて考えてしまう、自分のやってきたことをアピールできないなど

友人関係への影響

友人などとコミュニケーションをとれる時間が少ないなど

地域の皆さんへ

周りの大人がヤングケアラーの存在に気づき、声をかけ、手を差し伸べることで、 ヤングケアラーが「自分は一人じゃない」「誰かに頼ってもいいんだ」と思える環境づくりが大切です。「ヤングケアラーかも」と思った子どもを見つけたときは、まずは相談してください。

「自分がヤングケアラーかも」と思う皆さんへ

家族の手伝い・手助けをするのは当たり前・普通のことと思うかもしれません。しかし、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの重い負荷がかかっているときは、注意が必要です。

自分のことや家のことを話すのは勇気がいると思います。しかし、あなたの話を聞いて、共感して、サポートしてくれる人は必ずいます。学校の先生やスクールカウンセラー・親戚の人・友達など、信頼できる相手に相談してみましょう。

相談先

岡垣町子育てあんしん課

  • 電話 093-282-1211
  • 受付時間 平日8時30分から17時15分まで

児童相談所 相談専用ダイヤル(通話料無料)

  • 電話 0120-189-783(いちはやく なやみ)
  • 受付時間 24時間受付

児童相談所虐待対応ダイヤル(通話料無料)

  • 電話 189(いちはやく)
  • 受付時間 24時間受付 地域の児童相談所につながります

文部科学省24時間子どもSOSダイヤル

  • 電話 0120-0-78310(なやみいおう)
  • 受付時間 24時間受付(年中無休)

このほか、ヤングケアラーに関する内容や相談先に関することは、下の関連リンク「厚生労働省ヤングケアラー特設ホームページ」で確認できます。

関連リンク

お問い合わせ先

子育てあんしん課 こども家庭支援係(こども家庭センター)
電話番号:093-282-1211(代表)
ファクス番号:093-282-4000

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