平成27年8月9日に平和記念植樹式を行いました。
広島市からアオギリ、長崎市からクスノキの被爆樹木の苗木の配布を受けて、岡垣サンリーアイふれあい広場に植樹を行いました。
この植樹式には、町長・副町長・教育長・平和事業参加児童11人・平和事業OB17人・岡垣ふれあい文化塾「さんりん舎」・RKB毎日放送アナウンサーなど関係者が参加しました。
今回植樹した樹木は、平和の象徴として大切に育て、私たちのふるさと岡垣町にしっかりと根をおろして成長していく姿を見守っていきたいと思います。
また、この生命力あふれた被爆樹木の2世であるアオギリとクスノキの成長とともに平和が続くことを願います。
皆さんにもご覧いただき、平和の大切さや命の尊さを改めて感じていただければ幸いです。
アオギリ(広島の被爆樹木)
- 爆心地から1,300メートル
このアオギリは、生き残った親木の種から発芽したものです。
親木は、爆心地から1,300メートルの距離にある旧広島逓信局(広島市中区東白島町)の中庭で被爆しました。爆心地側の幹半分が原爆の熱線と爆風で焼けてえぐられましたが、焦土の中で青々と芽を吹き返し、市民に生きる勇気と希望を与えました。1973年に平和記念公園に移植され、今も成長を続けています。
クスノキ(長崎の被爆樹木)
- 爆心地から800メートル
このクスノキは、生き残った親木の種から発芽したものです。
親木は爆心地から800メートルの距離にある山王神社(長崎市坂本)で被爆しました。原爆の熱線と爆風で大きな被害を受けましたが、焦土の中で青々と芽を吹き返し、市民に生きる勇気と希望を与えました。
1969年に長崎市の天然記念物に指定され、大切に保存されています。