岡垣町では、長野県上田市真田町と隔年で相互訪問を行っています。
平成25年度は、岡垣町の児童生徒18人が、12月21日(土曜日)から26日(木曜日)まで真田町を訪れ、さまざまな体験をしました。
事業の目的
岡垣町の子どもたちが、文化・環境・生活習慣の異なる地域の子どもたちと一緒に生活することで、ふるさと岡垣を見つめ直してもらい、さまざまな体験を通して人間形成を図り、岡垣町のジュニアリーダーとして育成することを目的にしています。
主な体験活動
上田市長・教育長表敬訪問
上田市の母袋市長、小山教育長を表敬訪問しました。研修生からのたくさんの質問に対し、親切にわかりやすく答えていただきました。また、母袋市長オリジナルの「六文銭」がデザインされた名刺を、全員に手渡していただきました。
学校交流会
本原小学校の5年生と交流しました。お互いの町の紹介をしたあと、わら細工作りを行いました。その後、一緒に給食を食べました。長野県といえば「りんご」。給食にもでてきたりんごは、蜜がたっぷりでとても甘く、おいしくいただきました。
真田地域内・上田市内史跡めぐり
真田幸隆や真田昌幸のお墓がある長谷寺や、真田昌幸が築いた上田城など多くの名所を見学し、研修生は一つ一つの説明を熱心に聞いていました。
そば打ち体験
子どもたちは、生地をこねることや切ることに大苦戦。できあがったそばを見てみると、太い麺や細い麺、硬い麺、柔らかい麺とさまざまでした。しかし、自分たちで作ったそばはやっぱり特別で、とてもおいしかったようです。また、研修生は普段食事を作ってくれている人たちに改めて感謝の気持ちを持つことができました。
スキー体験
初めてスキーを体験する研修生も多く、最初はスキー板を履くのもやっとの状態でしたが、何度も転びながら練習を重ね、最後はみんな滑れるようになりました。また、岡垣町ではなかなか見ることのできない「雪景色」を目の前に、研修生は「我先に!」と雪合戦をはじめ、いろいろな遊びを通して「雪」を満喫しました。
クリスマスパーティー・お別れ式
ホストファミリーと、メッセージカードの交換をしました。また、ホストファミリーから手作りの枝筆(枝で作った鉛筆)と合唱のプレゼントをいただき、研修生にとって大切な宝物になりました。最後は全員で集合写真を撮り、研修生は別れの瞬間までホストファミリーとの交流を楽しみました。
最後に
研修生は10月から事前研修をはじめ、5泊6日という長いようで短い本研修を迎えました。
本研修では、「岡垣町の代表」としての自覚を持ち、様々な体験を通して岡垣町の良さを再認識し、気候・風土や文化の違いを肌で感じることができました。
また、平成26年1月18日からは、事後研修として研修のまとめを行い、平成26年2月9日(日曜日)には、保護者の皆さんなどに向けた報告会を行いました。
今後、岡垣町の「ジュニアリーダー」として、研修生の皆さんが活躍することを期待しています。