福岡県産天然アナゴが給食に
6月29日(火曜日)のメニューは「穴子丼」。
細切りにして甘辛く煮た「煮穴子」と「錦糸卵」を、昆布出汁と醤油で炊いた「だしご飯」の上に盛り付けて味わいました。ひとくち食べると、天然穴子のふっくらとした柔らかい甘みが口の中に広がり、だしご飯とのハーモニーに箸が止まりません。子どもたちからは、「天然アナゴって初めて食べたけど、おいしかった。」「また食べたい。」などの感想がありました。
福岡県産天然アナゴの漁獲量
意外と知られていませんが、福岡県はアナゴの漁獲量が約200トンと全国5位。県内では主に宗像市や福岡市でアナゴ漁が行われています。
今回は、福岡県ならびに福岡県漁業協同組合連合の無償提供事業『学校給食deふくおかの魚』により、福岡県産の天然アナゴを学校給食で味わうことができました。
もっと魚を食卓に
近頃、ご家庭でも魚を食べる機会が減ってきているのではないでしょうか。
魚が苦手なお子さんもいますが、これから味覚が発達していく成長の途中です。嫌いと決めつけずにいろいろな魚料理を味わい、味覚の幅を広げるお手伝いをしたいと考え、給食では少なくとも週1回は魚料理を提供しています。
また、無理なく魚料理に慣れてもらえるように調理法も工夫しています。例えば塩焼きや照り焼き、香味焼きなど和風メニューの他にも、マヨネーズ焼き、レモン焼きなど、パンにも合う洋風メニューも提供しています。
町内には波津漁港もあり、年間を通して様々な魚介が水揚げされています。岡垣町の子どもたちに、もっと魚に親しんでほしいという願いを込めて、これからも給食を通して魚のおいしさを伝えていこうと考えています 。

