健診は自分の体の状態を知る年に一度のチャンスです。
健診を受けることによって、自覚症状の現れない生活習慣病を、早期に把握することができます。心筋梗塞や脳卒中は「ある日突然」「運悪く」起こってしまったと考えがちです。
しかし、実際は少なくとも10年以上かけて、知らない間に少しずつ動脈硬化が進んだ結果として起こります。この間に自覚症状はほとんどありません。自覚症状に代わって自分の状態を教えてくれるのが「健診」なのです。年に一度は必ず健診を受けましょう。
特定健診(特定健康診査)
特定健診とは、厚生労働省により保険者に実施が義務づけられた、内臓脂肪型肥満に着目した健康診査です。 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の人を対象に生活指導を行い、生活習慣病を予防することが目的です。なお、がん検診も一緒に申し込みができます。
対象
岡垣町国民健康保険に加入している40歳から74歳まで(年度末時点)の人
健診の内容
問診・診察・身長・体重・腹囲・血圧・尿検査・血液検査(脂質・血糖・肝機能)など
健診の方法
集団健診・個別健診
詳しくは、下の関連ファイル「健康診査・各種検診の申し込み方法、おとなの健康診査・各種検診」などを見てください。
特定保健指導
特定保健指導は、特定健康診査の結果、内臓脂肪が多い状態で「高血圧」「脂質異常」「高血糖」の異常があり、生活習慣病になる危険性が高い人を対象に行います。
内臓脂肪が多い状態で「血圧」「脂質」「血糖」に異常があると、動脈硬化になる危険性が高まります。動脈硬化は、心臓病や脳卒中など、命に関わる病気の引き金になります。
特定保健指導では、自己流ではなかなかうまくいかない生活習慣の改善をお手伝いします。
岡垣町第2期特定健診等実施計画
岡垣町では、国民健康保険の加入者(被保険者)を対象とした特定健診を行うため、特定健診等の実施率の目標値や実施方法等を定めた「岡垣町第2期特定健康診査等実施計画」を策定しました。詳しくは、関連ファイル「岡垣町第2期特定健診等実施計画」を見てください。