緑のまちづくり推進事業
1.事業概要
現在の環境問題を鑑み、岡垣町の恵まれた自然環境を良好な状態で、次世代に引き継ぐため、ボランティア団体等(以下「団体」という。)による環境保全活動について、行政と団体等がそれぞれの役割のもと、身近な緑の保全と創出を育む仕組みづくりについて提案する。
2.取り組み内容
町有林・町有地などの ア.水源涵養、土砂防止等及び地球温暖化防止(CO2固定)のための間伐整理 イ.放置されたことにより森林に侵入した竹林の伐採整理 ウ.森林等機能の回復させるための照葉樹の植林 をボランティア団体等との協働により事業展開を図るが、本事業については技術的・専門的知識が必要となる。 なお、民有林については、森林環境税を財源とする事業として展開を図る。
3.事業の必要性
当該事業を実施することで次のような予防・防止が図れる。
- ア.水源涵養・土砂崩落防止機能の低下
- イ.生物多様性の低下
- ウ.二酸化炭素吸収源としての機能低下
- エ.里山環境の悪化
4.計画での位置づけ
第4次総合計画(基本構想)及び後期基本計画
自然に想いを 緑を育み水を守るまち
- 水と緑の保全と創出
ア.恵まれた自然環境の保全
イ.美しい水の安定的供給
ウ.身近な緑の保全と創出 - 自然との共生
ア.人と生き物のふれあい拠点づくり
イ.自然豊かな公園などの整備
ウ.美しい都市環境の整備 - 資源循環型社会の構築
ア.大気環境への配慮 - 環境保全活動への参加と協
ア.環境を守り育てる活動への参加
イ.環境学習の推進
ウ.恵まれた自然環境を守る意識づくり
地域に輝きを 資源を生かし活力を創造するまち
- 地域産業と観光ネットワークづくり
ア.自然環境・水資源の活用
イ.観光関連施設の整備・充実 ウ.観光ルートづくりの推進と物産のPR。
暮らしに安心を 健やかで快適に暮らせるまち
- 良好な居住環境の形成
ア.美しい街並みの形成
イ.憩いとふれあいの空間形成。 - 安心に暮らせる環境整備
ア.治山・治水の充実
人に元気を 心が通う交流と文化のまち
- 地域コミュニティづくり ア.コミュニティ活動の支援
- ふるさと文化の創造 ア.歴史と文化を活かした環境整備
住民と行政の協働による町づくりの推進
- 創造的な総合行政の推進 ア.民間活力の活用
- 住民自治の確立 ア.まちづくり活動の振興 イ.住民参加型行政の推進 ウ.新たな住民自治環境の形成
環境ビジョン 環境行動方針を定め、その方針に沿った重点目標
- 環境啓発に関する重点目標
ア.環境教育の充実
イ.環境情報の提供の推進 - 豊かな自然環境の保全に向けた重点目標
ア.三里松原の海岸(砂浜)・クロマツ林の保全に向けた協力・支援
イ.「岡垣町環境配慮指針の作成」の推進 - 地球環境保全に向けた重点目標
ア.新エネルギー導入の促進
イ.「ISO14001」の認証取得の実施
ウ.「家庭版環境ISO」・「学校版環境ISO」の制定