計画策定の趣旨
「地域福祉計画」「高齢者福祉計画」「障がいのある人のための基本計画」「障がいのある人のための福祉計画」「障がいのある児童のための福祉計画」「子ども・子育て支援事業計画」等の個別計画に基づき、様々な福祉施策を展開してきました。しかし、少子高齢化や核家族化が進み、住民相互のつながりが希薄化するなど、地域や家庭を取り巻く環境は大きく変化しており、虐待や生活困窮者への支援、避難行動要支援者への対応など、地域におけるニーズや困りごとは複雑化・複合化し、これまでの取り組みでは対応できない課題も増えています。このような状況の中、制度・分野ごとの縦割りや「支え手」、「受け手」という関係を超えて、人と人、人と資源が世代や分野を超えて丸ごとつながることで、住民一人一人の暮らしと生きがい、地域を共に作っていく社会を実現するために「岡垣町福祉総合計画」を策定しました。
計画の全体版とダイジェスト版は下の関連リンクからダウンロードできます。
注:PDFデータの容量の関係上、データ通信量の制限等に十分注意してください。
計画の期間
令和6年度から令和11年度までの6年間計画の位置づけ
「岡垣町第6次総合計画」を上位計画として、福祉分野の総合計画として位置づけており、「地域福祉計画」、「高齢者福祉計画」、「障がいのある人のための基本計画」、「障がいのある人のための福祉計画」、「障がいのある児童のための福祉計画」、「成年後見制度利用促進基本計画」と新たに策定する「再犯防止推進計画」、そして岡垣町社会福祉協議会が策定する「地域福祉活動計画」と連携して策定しています。計画の基本理念
「つながり 支えあい 共にいきるまち 岡垣」地域住民や地域の多様な主体が分野を超えて支えあう仕組みづくりや、関係機関との連携によって複合的な課題に対応できる体制の強化、地域の多様な活動に関わる人材の発掘・育成により、地域で問題を解決していく力や地域での支えあい・助けあいの力の底上げを目指します。支え手と受け手に分かれるのではなく、みんなが互いに支えあいながら、自分らしく活躍できる地域を目指します。
計画の基本方針
本計画の個別計画に共通する課題に対する考え方として、3つの基本方針を定めました。- 基本方針1 地域で支えあう仕組みづくり
- 基本方針2 関係機関が連携した支援の推進
- 基本方針3 地域活動を担う人材の発掘・育成