内浦小学校では、11月10日に「野菜ソムリエプロ」のくりた ひろみさんをお招きし、4・5年生を対象に食育出前講座を行いました。
福岡県の野菜・果物を知ろう
福岡県で生産される野菜は、全国で11位・果物は10位。
野菜と果物がともに10位前後の生産量を上げている県は、全国的にも珍しいことを知り、児童は拍手と歓声を上げていました。
ナスやキャベツなど日ごろよく目にする野菜だけでなく、福岡県特有の野菜について教えていただきました。「芥屋かぶ」は、糸島市の芥屋地域で生産されており、芥屋地域以外で栽培しても、「芥屋かぶ」の特徴である赤紫色にならないそうです。また、「かつお菜」は、福岡県でしか食べられていない野菜ということなど多くのことを知りました。
果物について児童は、みんながよく知っている「あまおう」の名前の由来や福岡県のキウイ「甘うぃ」の名前もすぐに答えることができました。
岡垣町の特産品についても良く知っていて、くりた先生の質問にはきはきと答え、先生も児童の様子に感心していました。
料理にレッツトライ
子どもでも簡単に作れる野菜サラダ作りを実演し、野菜の切り方や包丁の安全な使い方を教えていただきました。最初から、難しいことに挑戦するのではなく、手で切れる食材や色合いを工夫して簡単に作ってみることを勧められました。料理の第一段階は、「まずは、スプーンに乗る大きさに仕上げること」だそうです。
この講座を通して、「嫌いな野菜も食べることが突然できるようになるので、その日食べられなくても『今は時期ではない。また、チャレンジしてみよう』と思ってほしい。野菜を作る人・運ぶ人・売る人と多くの人が関わっていることを知ってほしい」と児童にお話しをしてくださいました。