内浦小学校では、1学期の終業式の日に、児童や保護者を対象に給食室を開放しました。衛生管理が厳しく、いつもは給食室の中を見ることはできませんが、この日だけは給食室の中に入り、調理機器の見学や大きな釜やヘラなどを触って体験することができます。
人気の回転釜と重さ比べ
1年生は4月に学校内を探検しましたが、まだ探検していない最後の探検場所である給食室に大はしゃぎの様子でした。2年生と3年生は落ち着きがあり、回転釜や食器保管庫などいろいろな調理機器に興味を持ち、多くの質問が出てきました。各学年の成長によって違う発見があったようです。
学年を問わずみんなが興味を持ったのは回転釜でした。その名の通りハンドルを回すと大きな釜が回転します。釜に水を入れて柄杓で水をすくう体験や広告の紙を食材に見立て、ヘラで混ぜて給食を作る疑似体験をしました。ときどき、元気よく混ぜ過ぎて釜から飛び出す紙に慌てている様子も見られました。
1年生から6年生までのおかずの重さ比べでは、「1年生と6年生は同じ人数なのにこんなに重さが違うね」「5年生は学校で一番人数が多いから重たくて持てない」などと各学年の食べる量の違いにも興味を持っていました。
保護者も参加
今年は、児童と一緒に初めて保護者の皆さんも参加されました。来年以降も、多くの保護者の皆さんに参加していただきたいと思っています。