近年、全国的に空き家の増加が問題になっています。
管理されていない空き家の老朽化が進むと、屋根材が腐って瓦などが道路上に落下したり、建物が傾き倒壊したりと危険な状態になることが予想されます。また、環境衛生上や防犯上からも、適正な管理がされていない空き家の存在は好ましくありません。
所有者などは適切な管理をしてください
建築物の所有者などは、その建築物の敷地、構造などを適正な状態に維持するよう努めなくてはなりません。適正な維持管理がされていない空き家が倒壊し、他人に損害を与えた場合、最終的には建物の所有者がその責任を負うことになります。
空き家を所有している人は、次のことに気を付けて適正な管理をお願いします。
- 定期的に敷地内の雑草除去や樹木剪定を行う。
- 屋根材や雨どいなどに劣化がないか確認し、台風などによる建材の飛散を防ぐ。
- 可燃物(ごみ、古紙など)を放置しない。
- 所有する空き家の近隣の人に、緊急時の連絡先を伝えておく。