アダプト(里親)制度とは
アダプト制度は、住民参加型地域保全制度と呼ばれ、協働の取り組みの一つです。
アダプト制度は、地域に密着したボランティア団体やNPOが、その地域にある道路や河川、公園などの「里親」になって清掃活動や植生管理を行うものです。
松原の保全にアダプト制度を導入します
三里松原防風保安林保全対策協議会は、このアダプト制度を活用して、ボランティア団体などが行う松原の保全活動を支援します。里親となるボランティア団体などは、協議会と協定を結ぶ必要があります。
協定の内容
協議会とボランティア団体などが継続した活動ができるように、役割分担や費用分担、責任などを記した協定書を取り交わします。
協定内容の具体例
- 目的
- 事業内容
- 役割分担
- 経費分担
- 責任
- 活動計画
- 活動実績報告
- 協定書の有効期限 など
注意すべきこと
- 協議会とボランティア団体などはお互いによく話し合い、協定書の内容を決めること。
- 協議会とボランティア団体などが事業目的を確認し合い、役割分担や経費分担、責任の所在を明確にすること。
- 事業の実施期間中であっても、随時、進捗状況や活動状況を確認し合い、お互いに情報交換すること。
期待される効果
- 多くの住民の参加が促進され、自主的な活動が期待できます。
- ボランティア団体などの規模に応じて、無理のない範囲での活動ができる。
- 身近な活動に参加することで、松原への関心や保全意識を高めることができる。